腰下をいじらないノーマル～ライトチューニングのインジェクションミニでサーキット走行をした場合、どうしても油温の上昇が気になります。’９６以前のブロックはオイルラインの取り出しも簡単で、空冷式オイルクーラーの設置が容易ですが、’９７～のブロックでは、オイルライン取り出し用のアダプターを装着しても、ＡＣ付の車両の場合は配管やフィッティングスペースの制約上設置しづらいので、フィルターアダプタータイプの水冷式オイルクーラーフィッティングを製作中です。10月中には製品化できるように進めています。
夏場の油温低下のほかに、冬場は有る程度油温を上昇させることでフリクションの低下にも役に立ちます。

水路は　　シリンダーヘッド4番側　～　オイルクーラー　～　インマニへ行くホース　で
サーモハウジングの下側水路を閉鎖する容で使用します。水路の工夫などで冷却性能を上げる事も可能です。フィルターは国産車の規格の物を使用出来るように製作していますので、ショートハイトのフィルターの装着や油温/油圧センサー装着用のアダプターも容易に装着できます。

試作では’９６モデルまでの物も製作しましたが、フィルターヘッドにかかる負担が大きくなるので、こちらは製品化しません。